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アトピーの発疹によい漢方
アトピーの治療には、いろいろありますが漢方を使っての治療法をおはなしします。まずはアトピーについて少し知ってください。アトピーという言葉は、「不思議な、奇妙な」を意味するギリシャ語のアトピアがもとになっているそうです。
この言葉どおり、残念ながら、いまだに病気の全体像は十分に解明されていません。ただし、いろいろな治療法や薬は開発されています。症状は、乳児の場合では、顔面や頭部に赤い発疹(紅斑)や盛り上がった発疹(丘疹)がみられます。幼児になると、紅斑や丘疹が首や腋の下、肘や膝の裏側にできることが多いようです。乳幼児とも耳たぶが切れることがあります。幼・小児期になると、発疹のほか皮膚のきめが荒くなってゴワゴワした状態(苔癬化(たいせんか))になったり、肌が乾燥した状態になることもあります。かゆみを伴うため、ひっかき傷があるのも、アトピー性皮膚炎の特徴です。アトピーと漢方の治療では、漢方のアトピーに対する考え方を知っておく必要があります。漢方を含む東洋医学では、人間の身体を「遺伝」「体質」「体調」に分けて考えています。アトピーにこれを当てはめてみると、アレルギーの資質は「遺伝」や「体質」として持っている状態で、肌が荒れやすい・かぶれやすい・乾燥しやすい・風邪をひきやすい、などがあります。表にあらわれてくるアトピーの症状は、「体調」の乱れと考えられ、現れる症状のタイプによって異なった治療を行い、アトピーや体調の変化によって、どのような体質であるか、どういうものに反応しているか、そういった機能に乱れがあるかをみて「体質」のアトピーと漢方の治療を行います。


